我慢強さ


 「強くなる」ためには、ある程度の我慢強さも必要だと思います。
 ある程度我慢すれば済むことはたくさんあります。我慢ができないために、問題が大きくなってしまうこともあります。

 “我慢”と言うと、「力を入れて耐える」イメージがありますが、「少し力を抜いてやり過ごす」ことができれば、我慢できたということになるのではないでしょうか。

 我慢強さを養う第1の方法は、「受けとめ方を変える」ことだと思います。
 「つらい」「苦しい」「イヤだ、イヤだ」などと思いながらの我慢は、いっそうイヤな思いがし、時間も長く感じやすいでしょう。
 「こういうこともある。ある程度イヤな思いをするのはしかたがない。余計なことを考えずになんとかやり過ごそう」と考えたほうが我慢しやすいのではないでしょうか。(「受け入れる」と考えてもいいでしょう)
 また、「これもいい経験になるに違いない」のように考えることができれば、多少のつらさも我慢できるでしょう。
 そのことに対する受けとめ方が変われば、受けるつらさも変わってくるでしょう。

 我慢強さを養う第2の方法は、「(できるだけ)受け流す」ことです。
 つらいことをすべて正面から受けとめて、ひたすら我慢するのではなく、受け流せることはできるだけ受け流せるようになることが重要だと思います。
 たとえば、自分がミスをして人から叱られる時には、相手の言うもっともな所だけを聞き、それ以外の余計なことやひどい言い方などは気にしないように心がけることです。(「ハオハオ」とやり過ごす
 受け流すポイントとしては、「小さいことにとらわれない」「余計なことを考えない」でしょうか。

 我慢強さを養う第3の方法は、「自分を支える」ことです。
 つらい時には、自分を責めたり、「自分はダメだ」など思わずに、少しでも自分の心を支えられるような考えを心がけるようになることです。
 たとえば、つらい時に「大丈夫、大丈夫」「このくらいなら、まだ平気」「いつもなんとかなっているじゃないか」「(もっとつらい経験があるなら)あの時に比べたら、まだまし」などと考えられるようになれば、より我慢できるようになれるでしょう。

 我慢強さを養う第4の方法は、「経験する」ことでしょう。
 つらいことを経験することで、「慣れる」ことができます。
 そういう意味では、つらい事があった時に、「いい経験をしている」と考えられなくもありません。
 「若い時の苦労は買ってでもしろ」というのは大げさでしょうが、何か(幸せ)を得るために、困難な努力を選択するのはいいことです。結果はともかく、「いい経験」になり、我慢強さも少しはつくのではないでしょうか。
 すべてのつらいことから逃げてしまうのは、自分のためによくないでしょう。

 我慢強さを養う第5の方法は、「つらい時以外の時間の過ごし方」です。
 実際につらい現場にいる時には、我慢するしかありません。
 それ以外の時間を、いかに安らかに、いかに愉しめるかが、つらいこともある生活を我慢できるかどうかのキーポイントだと思います。

 ただ力を入れて我慢するよりも、ちょっと力を抜いてつらさを少しでも軽く受けとめ・受け流しながら我慢することを心がけたほうがいいのではないでしょうか。


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