読書日記

  「心地よさ」という指標

 『自分を育てる』(高橋和巳)より、
 もし、健康ランクの完全な指標を一つだけ挙げよと言われたら、それは「心地よさ」である。心地よさは人間が持っているもっとも高度で精妙な感覚である。

 健康とは、単に病気にかかっていないというだけではなく、生活の中でつねに心地よさを感じられることである。
 一日のうちのどのくらいの時間、心地よさを感じているかによって健康ランクが決まる。もし一日24時間、心地よさを感じつづけられれば、それがもっとも高い健康ランクといえる。
 健康ランクを「心地よさ」で判定するのなら、病気やケガによって痛い・苦しいなどと感じるのは「病気ランク」、重い・だるい・疲れたなどと感じるのは「低健康ランク」、特に感じないのは「ふつう健康ランク」、心地よいと感じるのは「高次健康ランク」という感じでしょうか。

 「(健康で)心地よい」と感じたことがない人もけっこういるような気がします。
 私は、特に何もなく気分がいい時には「健康だから(幸せ)」と思えることがよくあります。
 「心地よさ(/悪さ)」を感じると、それは気分に表れるのだと思います。ですから、自分の気分・感情に気づけるようになると、自分の健康にも気づきやすくなると思います。

 健康レベルは刻々と小さく変化します。一日の中で健康状態がよくなったり悪くなったりすることもあるでしょう。健康ランクは一日中で一番時間が長い健康レベル、もしくは一日の健康レベルの平均で判定すればいいのではないかと思います。

 “健康ランク”同様に考えると、“幸せランク”の指標は「幸福感」でしょう。一日の中でどのくらい幸せを感じられるかによるのだと思います。
 少しでも不幸な気もちになる時間を減らし幸せを感じる時間を増やしていけば、それだけ“幸せランク”を向上させることができるのではないでしょうか。


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自分を育てる』高橋和巳

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