PHP12月号の特集は『大丈夫、なんとかなる! 不安を和らげるヒント』。
森内俊之さん(将棋棋士)は、
生きていく中で、私が一番恐れているのは“自分に失望してしまうこと”です。不安な気もちになったときには、「不安は注意信号」と考えて、そのときにやれることをやれればいいのでしょう。
他人からどんなに厳しい評価を下されたとしても、それほど落ち込むことはありません。むしろ貴重な意見としてありがたく受け止めることもできます。
しかし、自分で自分にダメ出しをしなくてはならないことほどつらいことはありません。それでも自分を見捨てるわけにはいかない。もう一度信じられる自分にならなくてはならない。そのためにはやはり“やるだけのことはやる”。これしかないのです。
不安に対して今やれることをやることが何よりの対策のはずです。
そして、不安になるようなことを考えずに、やることに集中できれば、不安な気もちはしぼんでいくはずです。
ただし、やることをやっていても先のことはわからず、不安を消すことはできないかもしれません。
それでも、ベストを尽くすことが最善の結果に結びつくはずです。
「自分はベストを尽くしている」と思えるのなら、どんな結果も受け入れる覚悟ができるのではないでしょうか。
『人事を尽くして天命を待つ』
一番こわいことは、自分に愛想をつかすようになること、自分に失望してしまうことなのかもしれません。
自分を信じることができればいいのでしょうが、それは難しい(自信がないという)人も多いでしょう。せめて少しでも自分に期待できるといいのではないでしょうか。
そのためにも大事なのが、「やるだけのことはやっている」と思えるように努力することなのだと思います。
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