『ダ・ヴィンチ 7つの法則』(マイケル・J・ゲルブ)より、
ダ・ヴィンチは、凡庸な人間は「注意散漫に眺め、聞くとはなしに聞き、感じることもなく触れ、味わうことなく食べ、体を意識せずに動き、香りに気づくことなく呼吸し、考えずに歩いている」と嘆いている。幸せは「いま、ここ」にあります。今身近にある幸せに気づけなかったり、なんとなく見過ごしてしまうようでは、なかなか幸せにはなれないでしょう。
あらゆる楽しみの根底には、感覚的知性を磨くという真面目な目的があるのだ。
感覚は、快感や苦痛を伝える導火線であるだけでなく、知性の助産婦でもある。
『心ここに在らざれば、視れども見えず、
聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず』
まずは、身のまわりのもの(事・人・物)に目(意識)を向け、幸せに気づけることが肝心です。
幸せに気づいた時には、「幸せだなぁ」と思い、幸福を素直に感じられるといいのです。
心をすましてごらん ![]()
また、「味わおう」「楽しもう」という意識をもって何かをするのもいい方法です。
自分の心を今の幸せに向けることで、幸せを感じられるようになることが大事なのだと思います。
動物は「快感を得られるように、また、苦痛を避けるように、行動する」快感原則(・苦痛原則)に従って生きています。
さらに人間は「心の快楽(幸福)を得られるように、また、心の苦痛(不幸)を避けるように、行動する」という幸福原則・不幸原則に従って生きていると言えると思います。
快感や苦痛は感覚として伝わります。苦痛は何か問題があるところを知らせる信号と考えられます。問題を取り除くことで苦痛をなくすことができます。また、人間はその経験から学び、同じような苦痛を味わわないように対策することができます。
反対に、快感を感じるのは(基本的に)いいことです。人間は同じように快感を感じる方法を学ぶことができます。
人間は、ただ快感や苦痛を感じるだけでなく、そこから今後に役立つことを学べるのです。それが「感覚的知性を磨く」ということなのではないでしょうか。
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『ダ・ヴィンチ 7つの法則』マイケル・J・ゲルブ |