『わが息子よ、君はどう生きるか』(チェスターフィールド)より、
自分の頭を使って、物事をしっかり考える習慣をつけてほしい。物事を自分の頭でしっかり考えることが、自分らしく生きるためには大事なのでしょう。
まず、現在の君の考え方をひとつひとつ点検し、ほんとうに自分でそう考えたのか、人から教えられた通りに考えているのではないか、偏見や思い込みはないか、と考えることから始めてほしい。
面倒なことはいろいろあるが、そのなかでも、とりわけ多くの人々が手を省きたがる「考える」という作業だけは、くれぐれも手を抜かないようにしてほしいと思う。
人から教えてもらったり、本を読んだりして学ぶことはいいことです。でも、それらを鵜呑みにするのには問題があるのだと思います。
自分が(無意識に)している考えの中には、しっかり考えていないものが多いのかもしれません。
自省する時間をもち、自分の考えをひとつひとつ考え直してみるといいのではないでしょうか。
この考えは自分の考えか人の考えの受け売りか? 自分は本当にそう思っているのか? 間違った先入観や偏見や思い込みがあるのではないか? 不幸になる考え方をしているのではないか?
こんなふうに自問してみれば、自分でしっかり考えていなかったことに気づけることもあるでしょう。
物事をしっかり考えることが習慣になれば、自分を育てていくことができ、それにつれて少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるのだと思います。
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『わが息子よ、君はどう生きるか』チェスターフィールド |