読書日記

  自己目的的経験

 『フロー体験 喜びの現象学』(M・チクセントミハイ)より、
 最適経験の基本要素は、それ自体が目的であるということである。
 それは自己充足的な活動、つまり将来での利益を期待しない、することそれ自体が報酬をもたらす活動をいう。
 自己目的的経験、すなわちフローは生活の流れを異なったレベルに引き上げる。
 フローな状態になるためには、集中できる目標があり、それをやること自体が楽しいことがポイントです。
 その場合、努力というより好んで為すと言えるでしょう。

 目標には達成した時に得られる結果の幸せが期待できますが、それよりもそれをすること自体で得られる過程の幸せがそれをやる目的となるのが、自己充足的・自己目的的な活動なのだと思われます。

 目標達成に向けて努力することはラクではないでしょうが、工夫しだいで楽しむことは可能だと思います。
 楽しめるようになれば、それが自分(の心)への報酬と考えることもできるでしょう。

 フローな状態で過ごせる時間が増えれば、それだけ生活は楽しく充実したものになり、精神生活のレベル(幸福度)が向上するのではないでしょうか。


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フロー体験』チクセントミハイ

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