『「悩み上手」「悩み下手」』(大野裕)より、
悩み上手と悩み下手の違いは、悩んでいる自分を受け入れられるかどうかです。悩み苦しんでいるときに、自分を責めるのは自分で自分をいじめているようなものです。
クヨクヨ悩む自分を受け入れていいのです。悩み上手なときにはあまり自分を責めません。いくら自分を責めたところで事態が改善するわけではありません。悩む自分を責めるのは“自分いじめ”です。
悩んでいる自分を受け入れて、客観的に見るようにすることです。
それは、自分を見守る「もう一人の自分」を育てることでもあります。
それさえできれば、クヨクヨ悩むことは問題ではありません。
また、苦悩している自分に気づかずに、そのまま放っておくのも同様です。
苦しんでいる自分に気づき、自分を助けようと努力できるのが悩み上手なのだと思います。
悩んでいる自分に気づいたときに、「自分は弱い、ダメだ」などと考えずに、「こういう時もある」「誰でも悩むことはある」「悩んでもいい(しかたがない)」のように自分を受け入れた上で、「落ちついて考えよう」「もう少しラクに考えよう」「クヨクヨではなく、よく考えよう」「幸せになる考え方を心がけよう」などと考えられるといいのでしょう。
考えは(途中で)変えることができます。
そのためには、自分の考えをコントロールしようとする自分、幸せになる考え方を心がける自分のような「もう一人の自分」を育てることが大事なのだと思います。
悩み上手になるためには、まず、悩み苦しんでしまう自分(の弱さ)を受け入れる強さが必要なのではないでしょうか。
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『「悩み上手」「悩み下手」』大野裕 |