読書日記

  心のゆとり

 『人間としての生き方』(松原泰道)より、
 それにしても現在は、あまりにも忙しすぎます。みんな何かに振りまわされ、ものごとをじっくり「観察」するゆとりもなくなっていますし、自分の内面を見つめる余裕もなくなっています。

 潤いのない、ぎすぎすした多忙なだけの人生では、あまりにも寂しすぎます。自分を考え、他者を気遣うだけの心のゆとりをもちたいものです。

 ゆとりは、人生の充実のためにあります。ゆとりのなかで、自分は何のために生まれてきたのか、どう生きるべきかを大いに思索すべきでしょう。
 現在、時間的にすごく忙しい人はそんなには多くないような気もします。
 むしろ、心にゆとりのない、精神的に忙しい感じになっている人が多いのではないでしょうか。

 心にゆとりがないと、今やっていることを十分に楽しんだり、幸せを感じたりできないでしょう。
 また、物事をじっくりと観察したり、考えたりもできないでしょう。
 人に気を遣う心の余裕のない人もいるでしょう。

 心にゆとりがもてない理由は、仕事(家事・育児)が忙しいため、お金を稼ぐため、自分の夢や目標のため、人づきあいが多いため、やりたいことが多いため、将来への不安のため、・・・。
 様々な理由が考えられますが、もう少し心に余裕をもってやることができれば、少しは心にゆとりを感じられるのかもしれません。

 幸せになるためには、心の余裕・ゆとりが大切です。
 今の幸せを感じるためにも、今やっていることに集中するためにも、まわりの人との関係をよく保つためにも、自分の幸せ・生き方についてじっくりと考え直すためにも、心のゆとりが必要なのではないでしょうか。

 逆に、「幸せを感じよう」「今を楽しもう」「まわりの人を大切にしよう」「自分は何のために生きるのか考えてみよう」などと考え・実践することが、心の余裕・ゆとりを生むことにつながるのではないでしょうか。


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人間としての生き方』松原泰道

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