『生き方』(稲盛和夫)より、
「好き」と「打ち込む」はコインの表と裏のようなもので、その因果関係は循環しています。好きだから仕事に打ち込めるし、打ち込むうちに好きになってくるものです。「好き」という気もちは、やりたいことを探すヒントであり、楽しめる要素であり、やる気の源であり、継続のエネルギーであり、成功の秘訣であり、良好な人間関係の要因であり、愛の基本であり、・・・、幸せの素だと思います。
どんな仕事であっても、それに全力で打ち込んでやり遂げれば、大きな達成感と自信が生まれ、また次の目標へ挑戦する意欲が生まれてきます。そのくり返しの中で、さらに仕事が好きになります。そうなれば、どんな努力も苦にならなくなり、すばらしい成果を上げることができるのです。
つまり、「好き」こそが最大のモチベーションであり、意欲も努力も、ひいては成功への道筋も、みんな「好き」であることがその母体になるということです。
好きなことを仕事としてできたら幸せでしょうが、そうでない場合には現在の仕事を好きになる努力をすることが大事ではないでしょうか。
その一つの方法が、打ち込むことで、成果を上げることでしょう。
もう一つの方法は、楽しむ工夫と努力をすることだと思います。
『楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ』 シェークスピア
仕事をイヤイヤやるよりも、少しでも楽しんでやれたほうがいいでしょう。
楽しむことで好きになれたら、なおいいのでしょう。
好きなこと、やりたいこと、打ち込めるもの、夢中になれることを、生活の中でやれるだけでも幸せなのではないでしょうか。
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◇『生き方』稲盛和夫 |