『愛するヒント 生きるヒント』(レオ・バスカリア)より、
本当に愛するとは、駆け引きでどっちが勝つかなんてことは考えもせずに、相手に何かを与えたいと思うことだ。何かしたらお返しがあるはずと考えるのは、人間が未熟な証拠。もっと成長しなくてはならない。誰かが自分を幸せにしてくれるのを待っていたら、いつ幸せになれるかわかりません。
誰かを愛するために必要な条件が少なくともひとつはある。その条件とは、互いがひとりの人間として成長し続けるということだ。
自分を幸せにしてくれる人がいないといけないし、その人にその気もちがなければなりません。その人に自分を幸せにする力があるかどうかも問題でしょう。
「愛されたい」「幸せにしてほしい」と思うのは、ともすると不幸になる考え方になりがちです。
自分が幸せになるための「愛」は、自分が相手に与える・相手を幸せにすることで、自分が幸せを感じられるようになることだと思います。
自分が幸せになるための「愛」のキーポイントは、相手を幸せにすることが自分の幸せと思えるかどうかです。
『誰かをいとしいと思うと、
その人の喜び、成長、幸福がいちばん大切なものになる』 レオ・バスカリア
本当に愛しているのなら、相手の喜び・幸せを願うでしょう。(たとえば、自分の子供に対してはそう思える人が多いでしょう)
自分が心から願っていることが叶えば、幸せを感じられるでしょう。
『愛は自分自身の愛する能力にもとづいて、
愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである』 フロム
これが「愛」を実践する際の基本ではないかと思います。
人を幸せにするためには、その能力が必要でしょう。能力は工夫しながら実践を続けることで、少しずつ向上させていくものだと思います。(実践しなければ、ほとんど上達しないでしょう)
愛の能力の向上は、人間としての成長と言ってもいいのではないかと思います。
本当の愛は、相手の成長を願い、そのためにどうしたらいいかを考えられるのではないでしょうか。
甘やかすことは相手を弱くし、相手(の将来の幸せ)のためにならないでしょう。(“甘やかす”と“甘えさせる”は違う)
人を幸せにするいちばんの方法は、相手の成長の手助けをすることではないかとも思います。
望ましいのは愛し合う(幸せにし合う)「愛」でしょう。
愛を育むためには、互いが人間として成長していくことが大事なのではないでしょうか。
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『愛するヒント 生きるヒント』 レオ・バスカリア |