『「大切にされる人」94のヒント』(斎藤茂太)より、
私はいつも「人生80パーセント主義」を提唱しているが、やはり何事も「ほどほど」が大事なのである。モタ先生は、かなり前から“人生80%主義の勧め”をされています。
酒も「うまい!」と思うところでやめておく。
腹八分、酒八分、人生八分。この「さじ加減」ができる人は、バランス感覚のすぐれた、人から信頼され大切にされる人だ。
最近では、“人生60パーセント主義”でもいいとも書かれています。
人間関係でも、完璧主義の考えで自分を苦しめるよりも、「ほどほど」に考えることで心の力を抜くことができたほうがいいのではないでしょうか。
「すべての人と、仲良く、つきあわなければいけない」と思ったら大変でしょう。
イヤな人(無礼な人/意地悪な人/思いやりがない人/自分を大切にしてくれない人など)がいても「こんな人もいる」。
人づきあいで多少気まずいことがあるのは「しかたがない」。
関係が悪い人がいても、「(この人とは)このままでもいいか」。
「親しくなれない」などと悩まずに、「(この人とは)それなりにつきあおう」。
こんなふうに考えてもいいのではないでしょうか。
「○○はいいこと、○○すぎは・・・」
たとえば、人間関係では「人に気を遣うのはいいこと、気を遣い過ぎるから疲れる」のでしょう。
過ぎる前に力を抜くことができたらいいのでしょう。
そのためには、つらくなってきたら「○○過ぎ(かな)?」と自問できるようになるといいのではないでしょうか。
自分に対しても、人に対しても、求め過ぎないほうがいいのでしょう。
(たとえ無意識でも)完璧主義は不幸の元です。
幸せになるためには、「(正しさよりも)自分の気もちが大切」だと思います。
ちょっと“いい加減”の、“人生80パーセント主義”で生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。
|
『「大切にされる人」94のヒント』 |