『「大切にされる人」94のヒント』(斎藤茂太)より、
「感謝する」のと同じくらい人をいい気分にさせるのは、「ほめる」ことだ。世の中には、ほめるのがうまい人もいるが、これは間違いなく人から大切にされる。人からほめられるのは、うれしいものです。
ほめるのがうまい人は、人に対して好意的である。好意を持って人を観察しているからこそ、いろいろと「ほめるネタ」を見つけるのだろう。
人に関心を持たない人は、ほめることもできない。関心を持って観察しているからこそ、ちゃんと人の長所が見えてくるのである。
自分を喜ばせてくれる人に好感を抱くのは自然なことでしょう。
「ほめる」ことに、お世辞やご機嫌取りのような悪いイメージをもつ人もいるでしょうが、自分がいいと思ったことをそのまま相手に伝えることにウソはありません。
「ほめる」ことが相手との関係を良くし、心地好くつきあうことができるのなら、心がけたほうがいいのではないでしょうか。
「ほめる」ためには、まず、相手のいい所に気づくことが必要です。そのためには、関心をもって相手を見ることでしょう。それも、好意的な目でいい所探しができるといいのでしょう。
それだけでも、人に対してほとんど関心をもたない人や、人のあら探しをする人と比べたら、大きな違いがあると思います。
あとは、はじめはちょっと勇気を出して相手に伝えることです。ヘタに飾らない率直な言葉でいいのではないでしょうか。
そういう心がけを続ければ、だんだん慣れて、自然にできるようになると思います。
『人を動かす』(D・カーネギー)にも、「誠実な関心を寄せる」「心からほめる」ということが書かれています。
「ほめる」ことは、人(のいい所)を伸ばすことにつながることもあると思います。
自分では気づかなかったいい所を知り、自尊心や自信を高めることもあるのではないでしょうか。
「ほめる」ことの効果を考えれば、人を幸せにし、自分も幸せになれる、幸せになる方法の一つだと思います。
それを実践するように心がけ、その効果を実感できるようになれたらいいのではないでしょうか。
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『「大切にされる人」94のヒント』 |