『「快感する脳」が人生を変える』(大島清・大木幸介・石原靖久)より、
フロイトは、人間が生きようとする動機の一つとして快感原則を唱えた。気持ちいいことこそ、生きることの指針であると。「動物は快感原則と苦痛原則に従って行動している」と言えると思います。
人はそれぞれ気持ちいい生活を求め続ける。また自分を特別のものと思いたがる。それが人生というものなのだろう。
つまり、「快感を感じられるような行動し、苦痛を避けるような行動をする」ということです。
人間も動物ですから、その原則に従っているのでしょう。
人間は快感だけじゃない様々な幸福(感)を感じることができます。(快感は幸福感の一種)
同様に、人間は苦痛だけじゃない様々な不幸を感じます。
そこで、「人間は幸福原則と不幸原則に従って生きている」と言えるのではないでしょうか。
つまり、「幸せになるように、かつ、不幸にならないように、生きようとする」ということです。
人がしていることは、幸せになるためにしていることか、不幸にならないためにしていることと考えられそうです。
仕事も家事も勉強も、夢や目標も、恋愛も結婚も子育ても、人づきあいも、遊びも趣味も、食事も睡眠も、・・・幸せになるためか、不幸にならないためか、その両方のためかと考えられるのではないでしょうか。
でも、実際には「幸せのため」とか「不幸にならないため」とか意識していない場合がほとんどでしょう。
実生活の中で「幸せ」とか「不幸」とか、まったく考えないという人もけっこういると思います。
さらに言うと、「現在のため」と「将来のため」があると思います。
その組み合わせを考えれば、「現在の幸せのため」と「将来の幸せのため」と「現在の不幸から逃れるため」と「将来の不幸を避けるため」ということになります。
これは「現在の幸せのため」とわかっているのなら、より幸せを感じようと心がけたほうがいいでしょう。
これは「将来の幸せのため」「将来不幸にならないため」と本当に思えるのなら、多少のことは我慢できるのではないでしょうか。
現在不幸な気もちになっている人は、不幸な気もちにならないような方法や考え方、できれば幸せな気もちになれるような方法や考え方を心がけたほうがいいでしょう。
私たちは、無意識かもしれませんが、幸せになろうとして生きているのだと思います。
だったら、もう少し積極的に、意識して幸せになれるように努力して生きたほうがいいのではないでしょうか。
そのためには、まずは自分の幸せ・生き方について考え直すことかもしれません。
その中で、自分にとって心地好い生活、幸せな人生を見いだしていけたらいいのでしょう。その際の大切なヒントが“快感”を含めた“幸福感”なのだと思います。
そういう生活や生き方に近づけるように、自分なりの幸せになる方法を考え・実践できるようになれたら、と思います。
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『「快感する脳」が人生を変える』 |