『いい言葉は、いい人生をつくる』(斎藤茂太)より
私は人生80パーセント主義を標榜して生きてきた。ほしいと思うものの80パーセントが手に入れば、それで十分。大満足すべし、というわけだ。完璧主義は不幸の元です。
最近では、人生60パーセントぐらいでもいいかな、と感じるようになっている。
100点満点からの減点法の考え方をして、「思い通りにできて当たり前。少しでもできないと不満」では、不満ばかりの人生に感じられるのではないでしょうか。
80%でも60%でも、ある程度できたら「ヨシ」とし、素直に喜べたほうがいいでしょう。
人生60パーセント主義では目標を達成できないと思われるかもしれません。
初めから60%を目指すのではなく、100%目指して努力したのなら、結果として60%でも「ヨシ」としようということだと思います。
結果は変わらないのです。でも、その後が変わるのだと思います。
思い通りにいかないことに“くよくよ”“イライラ”しているよりも、進歩の喜びや幸せを力に次の(幸せの)目標に向けて前進できたらいいのではないでしょうか。
人生60パーセント主義は、高度馴化をしながら、しだいに自分をレベルアップしていく高等テクニックだといえないだろうか。少しずつ登っていけば、常に自分の現状に満足感を感じながら、徐々に高みに到達できるはずだと思う。人生には思うようにいかないことも多いでしょうが、いい心の姿勢をキープしていい努力を続けることが、いい結果につながるのだと思います。
結果も大事ですが、幸せに暮らせるようになるためには「過程が大事」です。
“くよくよ”“イライラ”して生活するよりも、満足感や充実感を感じて生活できたほうがいいのではないでしょうか。
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『いい言葉は、いい人生をつくる』 (斎藤茂太) |