PHP4月号の特集は「頑張っている人に――心を軽くするヒント」。
斉藤茂太さん(精神科医・作家)は、
自分に100%を求める完璧主義の人は、心の裏側に、極度に失敗を恐れる気持ちを抱えているものです。完璧主義は不幸の元です。
そんな人にお勧めしたいのは、まずは80%でやってみるということです。ハードルを下げたぶん、ラクにできるので、当然余裕も出てきます。
そのうち重い重いと言っていた肩の荷も、いつのまにか軽くなっているのです。
どんなに頑張っても、自分を見失ってしまっては何にもなりません。それなら肩の力を抜いて、80%でやったほうが、持続性もあるというものです。
絶対に失敗してはいけないという思いがあると、余計に力が入りすぎてしまいます。
それでは、100%の力を発揮できずに、返って、失敗しやすくなってしまうでしょう。
やるのがつらくなり、疲れやすくもなるでしょう。
「80%でいい」と思えば、少しは力を抜いてできそうです。
リラックスしてやったほうが、自分の力を発揮でき、いい結果にもつながるのではないでしょうか。
また、「楽しもう/味わおう」などと考える心の余裕ももてるかもしれません。
「100%できて当たり前、少しでも思い通りにできないと気がすまない」人は、イライラしたり自分を責めたり落ち込んだりすることが多いでしょう。
「80%できれば上出来、100%なら最高、60%でもまぁいいか」ぐらいに思えたほうがいいのではないでしょうか。
そのほうが充実感も感じやすく、やる気や自信にもつながり、今後にいい影響を与えるのだと思います。
完璧主義の人は“くよくよ”“イライラ”しやすく、80%主義の人は気分よく過ごしやすいでしょう。
80%主義のほうが努力を続けやすく、いい結果にむすびつくことも多くなるのではないでしょうか。
「目標をもって努力するのがつらい」という人は、「80%主義」と「楽しむ」ことを心がけるようにしてみてはどうでしょうか。
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「心を軽くするヒント」 |