PHP2月号の特集は「元気をくれる言葉、励ましてくれる言葉」。
中山庸子さん(イラストレーター・エッセイスト)は、
最近自分自身に呪文のように言い聞かせている言葉があります。それは「けろり、さらり、しっかり」。語呂がいいでしょ?悪いことは、“けろり”と忘れ、切り替える。
あなたも煩わしいことや苦手な人に出会ったら、心の中で「けろり、さらり、しっかり」と呟いてみてください。
ちょっとした(イヤな)ことは、“さらり”と受け流す。
動揺することはあっても、すぐに“しっかり”と立ち直る。
という感じでしょうか。
“柳に風流のしなやかな強さ”と共通すると思います。
強い風が吹いたら流されて揺れてしまってもいい。風をまともに受けずに、できるだけ受け流す。
風がやんだらすぐに立ち直る。何もなかったかのように元の状態に戻る。
「さらり、しっかり、けろり」の順番なら、ぴったりでしょう。
イヤなことがあった時、困った時、落ち込んだ時などに、このようなことを(思い出して)心がけることができたら、とてもいいと思います。
でも、実際に困った時には、なかなか思い出せないかもしれません。
そこで、言いやすい言葉にして、呪文のように使うのはいい実践方法だと思います。
私がよく使う呪文は、「現実は現実(ハオハオ)。○○たらいいな。ではどうしたら?」(3Hの考え方)です。
まず現実を受け入れることで、できるだけ心を落ちつかせる。
次に、どうしたいかをはっきりさせる。(ただし、現実的な望みをもつ)
そして、どうしたらいいか、方法をよく考える。
という、考え方の基本パターンです。
私の場合には、「ハオハオ」が心の口グセになっているので、そこからつなげられることが多く、とても役に立つと、私は実感しています。
もう一つ、「幸せの呪文」は考えるヒントとしても役に立ちます。
「今は幸せ」幸せを感じることが今は大切なのではないか?
「将来はなるようになる」将来(の幸せ)を信じることが大切なのではないか?
「私には夢がある」今大切なのは自分の夢について考え・行動することではないか?
「みんなが幸せになれますように」人の幸せを考えることが大切なのではないか?
「すべてのことはいい経験」いい経験にできるように考えることが大切なのではないか?
のように、今の自分(の考え)に足りないものは何か? 何が大切なのかを思い出すためにも使うことができます。
いざという時にも思い出しやすく、自分の役に立つ呪文をもてたら、今後の人生で大きな力になるでしょう。
自分なりの(魔法の?幸せの?)呪文を工夫してみてはいかがでしょうか。
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